西上州のマイナーな沢は”やはり”

11/17 沢登りを楽しめる沢を見つけるのは難しい

研究生、楽しむ会の講習で西上州の沢へ行く。予定はレスキュー訓練だったが、参加者が少なく、仕方なく沢登りの講習に変更。場所は、以前から目星をつけていた西上州の道平(どうだいら)川。この沢は2日前に行った相沢川の隣の沢だが、こちらも遡行記録はわずか。記録では面白そうだったが、遡行した印象は隣の相沢川同様、あえて行く沢ではない。西上州は、沢登りを楽しめる沢を見つけるのは難しい。それでも、研究生、楽しむ会の講習では、地形図から楽しめそうな沢を探すのも勉強の一つ。結果はどうであれ、その山域を知るには必要なことだ。

二俣から入渓するが、水は少ない。特に右俣はほとんど流れがない。

入渓してすぐに出てくるゴルジュの中は期待を膨らませるが・・・。

ゴルジュを抜けても、少し楽しめそうな渓相が続く。

期待を抱かせる渓相もすぐに終わる。

沢沿いには山道も・・・。

西上州の岩の堆積した沢床が続くようになる。

滑床もあるが、とにかくよく滑る。

760m付近二又に懸る滝が、唯一登れて楽しめる滝だが、岩が脆い。

 

800m付近に懸る大滝は左岸から簡単に巻ける。

大滝から上は、両岸も開けてくる。

大滝上に最初に懸る滝は階段状だ。滝はあと1つのみ。

水もほとんどなくなる。

950m付近左岸枝沢との出合。ここは枝沢に入りやいすので注意。本谷にはCS滝が懸る。

950m左岸枝沢との出合の本谷に懸るCS滝。これが最後の滝だ。

1045m付近最後の二又は右に入る。

詰めはかなり急なので左岸側の微かな踏み跡を辿るととや山の西の方に出る。

後は登山道を右俣へ向かいP1275の北東の肩から右俣を下降し、860m付近の林道に出る。