天国的なナメ沢で沢登り

6/9-10 初級者コース、今年最初の沢泊りの沢は天国的なナメ沢

初心者・初級者コースの最初の泊りの沢は、仙台二口の名取川大行沢。ここは、毎年行く沢だが、梅雨時ということもあり、いろいろあるのも大行沢だ。塾では、すでに20回近く行っている沢で、大行沢のほとんどのコースを登っている。初級者コースの泊りの沢としては、宮城内陸地震の震源地となり下流部が崩落した栗駒の産女川、中ア・細尾沢、八幡平・葛根田川などともに毎年のように計画する沢だ。

旧林道の終点から入ると化物沢出合の上流までゴーロの渓相が続く。以前、塾生の一人がミニ松島と称したところだ。

京淵沢を越えた上流部にある2段の滝。大行沢で唯一初級者にはロープが必要な場所だ。

2段の滝、1段目、2段目の登攀。特に、2段目は最初の一歩が滑ってツルツルだ。

2日目は早朝から雨となる。3年前、子クマに遭遇したところ。

下流部のゴルジュ帯

化物沢を過ぎて、ようやくナメ地帯に・・・。

カケス沢出合下の川幅一杯に広がる平滑

滑床が延々と続く。某山岳会がこの沢をデート沢と呼んだそうな・・・。

ハダカゾウキ沢と樋ノ沢との出合に懸る樋ノ沢の滝と滝の登攀。この滝の上から避難小屋に上がる道がある。

樋ノ沢は、トイ状のナメ床が続く。

樋ノ沢の方がナメがきれいだ。

大釜を持ったきれいなナメ滝も多く懸る。

Co885m最後の二又手前のハート形の滝上

右沢源流部の釜を持ったトイ状の滝を登攀する。

Co940m右沢を登り登山道に上がる。ブナ林が見事だ。

登山道を南面白山方面へ向かい、左沢へ下降する。

左沢の若いブナ林も見事だ。

Co885m付近の奥の二又へ戻ってくる。

避難小屋へ戻ってくる。3年前にデポしていたシュラフなどが盗難にあった因縁の小屋だ。今年は、雨だったこともあり、デポしたものは無事だった。