今年最初の沢登りは「西伊豆の沢」

2/25 今年最初の沢登りは「西伊豆の沢」

今期最後の冬期トレーニング講習は沢登り。予定では丹沢の水無川本谷だったが、丹沢の山々は、まだ残雪が多く、今年の異常低温続きの影響で沢筋はかなり凍結していることが予想されたので、急遽、伊豆では比較的登られている西伊豆の仁科川大滝川水系の中ノ沢と三階滝沢へ行く。ただ、予想に反して入渓点近くの道路脇には雪が残り、一抹の不安を持っての入渓となるが、こちらの日差しは暖かく、春を実感する。「やはり沢は良い」

県道59号線の大滝沢歩道の看板から沢へ降りるが、歩道とは名ばかりの廃道だ。赤ペンキの目印沿いに沢へ向かう。

 

大滝川へ降り立つ

三階滝沢との出合

大滝川右岸の伊豆天城鉱山トロッコ軌道跡の道を辿って出合に出る。

伊豆天城鉱山のトロッコ軌道跡と坑口。この先で中ノ沢を簡易な橋梁で渡り、その先に坑口がある。

中ノ沢はゴーロで始まる。

中ノ沢のF1

F2はツルツルのナメ滝だ。

この水系の沢は岩がボロボロでも脆く、滑っているので登攀は慎重に!

沢の恵み「天然シイタケ」

程々に滝が懸る沢だ。ただ、水が冷たいので水流沿いを登る気にならない。

水流の中は苔が一杯

県道の橋手前のハング滝

県道から見た三階滝沢

三階滝沢歩道入口からほとんど廃道になった道を下ると三階滝に出る。ここから三階滝沢を下降する。

三階滝沢は右岸に朽ちた山道があり、要所でトラロープが残されている。

大きな滝はないが、一枚岩のツルツルの滝が多い。