今年最初の泊りは、超メジャーな沢の超マイナーな枝沢
5/12-13 奥秩父の超メジャーな沢のマイナーな枝沢
今年最初の泊りの沢は、超メジャーな釜ノ沢のおいしい所を遡行して、超マイナーな支流のカラ沢を遡行する1泊2日の沢旅。カラ沢は釜ノ沢のヤゲンの滝を越えた広河原の左岸に流入する木賊山を水源とする沢だが、カラ沢の名の通り、出合からしばらくは伏流して水流はなく、ほとんど見逃してしまう沢だが、水流が現れてからは傾斜の強いスラブ状の滝をいくつも懸ける、なかなか手強い沢だ。ただ倒木が沢床に多く、景観を損ねているのが残念だ。今回は、天気予報が外れ、久しぶりに雨の下山となる。
東沢は、前日の雨で水量が多い。
釜ノ沢魚止めの滝。昼を過ぎると減水してきたようだ。
千畳のナメ
両門ノ滝
釜ノ沢広河原。どこにカラ沢が入るか?地形図を見ながら左岸側の河原を歩く。
カラ沢は、水流が出てくるとすぐに傾斜の強いスラブ状のナメ滝が続く。
登れない滝もいくつかあるが、高巻ける。
逆相のナメ滝はフリクションを利かせて・・・。
倒木が多く、景観を損なっている。
雪が出てくるが、ほとんど凍っている。
大滝も、ほとんど樹林帯との境を巻いて登れる。
カラ沢の二俣。右俣は、ほとんど凍った残雪で埋まり、左俣には大滝が・・・。
左俣は、傾斜の強い大滝が2つ続く。
源流部は、所々凍り付いた雪で埋まる。