谷川の天神平で雪訓

12/22-23  天神平で雪上訓練

22、23と冬期トレーニング講習で谷川の天神平で雪上訓練を行う。今シーズンの冬期講習でも雪山登山を何度か組み入れているので、この雪上訓練は雪山の感覚を取り戻すためにも重要な訓練だが、雪山初心者には、雪山のイロハを学んでもらうより重要な訓練でもある。予定では、初日は中アの千畳敷カールで雪訓を行い、2日目は木曽駒ヶ岳登山だったが、連休前半の天気が悪い予報で、急遽、いつもの天神平での講習となる。

雪山の基本は滑落、転倒しない歩き方だ。先ずはストックを持って。

ピッケルでの斜下降。

アイゼン歩行では、両足の幅は肩幅、意識して足を上げる、歩幅を小さく、フラットフィッテング等を意識して行う。

初期制動

滑落したらとにかくピックを雪面に突き刺すことだ。スピードが出たらまず止まらない。

滑落停止法は、雪山に慣れてもらうために行う。ただし、加速したら止めることは不可能だ。

ラッセル。塾で行く雪山はマイナーなところが多いので、ラッセルは必須だ。

初日は雪訓初めての方もいたので時間が掛かり、ロープを使った確保技術などは時間切れで出来なかつたが、雪山技術は、とにかく滑落、転倒しない歩行の仕方を繰り返し、繰り返し練習することだ。

2日目は、出っ歯アイゼンを使った急斜面の登下降の練習

クロスボディポジション

1日のみ参加の方を重点的に指導する(ラッセル)。2日目は天気が悪く、早々と退散する。