本谷の小ゴルジュを抜け、滝場の連続する右俣へ

4/24 立派な大滝を懸ける茂窪谷右俣を遡行する

 予定では1泊2日で日原川の長沢谷だったが、日曜日の天気が悪く、緊急事態宣言が発出されることでもあるので、急遽日帰りで峰谷川の茂窪谷右俣へ行く。この谷は「東京起点沢登りルート120」で「滝場が連続し、奥多摩にもこんな滝がと思える立派な大滝を懸けている」と紹介した沢だが、左俣の本谷を紹介するつもりで入渓したので大滝で引き返し、大滝上は遡行していない沢だ。

茂窪谷の峰谷林道終点から沢沿いの山道を辿る。

峰谷林道は、現在林道入口にゲートが設置され進入禁止となっているが、カギは掛けられていないので入ることはできる。この林道を通行できないと坊主谷も入渓に時間がかかり駐車場所もない。

標高935m右岸枝沢(カマツチ谷)の所から入渓する。

すぐに小滝の連続した小ゴルジュが続くようになる。

小滝が続くが滝壁はツルツルの岩で滑りやすい。

小ゴルジュ出口手前の連瀑帯

小ゴルジュを抜けると河原が広がり倒木が多くなる。P1080左岸枝沢出合。

標高1115付近二俣

右俣のF1は倒木を利用して

登れる滝が続き、なかなか楽しい。

F5の大滝

ネットの記録では、皆さん左岸を高巻いているが、右岸の巻が気になっていたので、今回は右岸から高巻く。右岸は滝横の急斜面がガレているので難しそうだが、沢慣れたパーティなら2~3Pほどで大滝上に下りられる。今回は講習会なので、完全を期して5PでF6の上に下りる。予想した通り、左岸には山道の跡が見られた。ただところどころ道型が崩落しているので山道跡は通れない。

右岸の巻き

右俣の二俣下

山道がここを横断している。

二俣は左沢へ入る。

階段状の滝がしばらく続く。

水が涸れると急勾配の詰めが登山道まで続く。