ナメ滝の連続するきれいな沢
4/30 土室川左岸の沢はナメ滝の連続するきれいな沢が多い
この沢は、昨年12月に入渓し、時間切れで敗退した沢だが、他の土室川左岸の沢同様、ナメとナメ滝の連続する非常にきれいな沢だ。ただ、この沢もほとんど人が入らないので、岩が脆く、また滝壁の黒々としたコケは名前の通り非常に滑るので気の抜けない沢でもある。特に、下流部のナメ滝はホールドが細かく、岩が脆く、滑っている。下部ゴルジュ出口の5×8mほどのナメ滝は斜度もあり、ヌメヌメで難しく、高さもあるので右岸から高巻く。滝は最後の最後まで続く沢だ。
土室川左林道のある沢の入口は、ほとんど同じように細長い側溝が施され、堰堤で始まる。
堰堤を右側から超えるとすぐにナメ滝の連続する沢となる。
ホールドが外形しており、黒々とした苔が張り付いてするので緊張する登攀箇所が多い。
左右どちらでも登れるがヌルヌルだ。
下部ゴルジュ出口の5×8mほどのナメ滝(2021.12)
この滑り台状のナメの斜滝は、ヌメヌメで斜度もあり、ランニングも取れそうもないので右岸から高巻く。巻きも悪い。
まだまだナメ滝が連続する。
右岸に植林地が出てきたところでいったん谷筋が落ち着くが、すぐにナメ滝の連続する谷に戻る。
どこからどこまでが1つの滝なのかわからないナメ滝が続く。
上流部もきれいなナメ滝が続く。
滝場が途切れることなく続くので、いい加減疲れる。
この上で二又となり、水が枯れる。
二又を左に入り、落ち葉のラッセルをして登山道を目指す。