権現堂山で残雪の春山を満喫

4/1 魚沼の権現堂山で春山を満喫

冬期トレーニング講習で中止となった南アの振り替え講習で、新潟県の魚沼地方の残雪の山登りへ行く。地元ではよく登られるようだが、地元以外ではほとんど知られていない権現堂山だが、冬期、一部の篤志家の方には登られる山のようで、ネットで調べるとわずかながらにヒットする。この山に目を付けたのは、昨年この山を水源とする毛の又川を計画し、悪天候で中止していたからでもある。今回は、今年の雪の状況の下見と、以前から興味を持ってみていた山域の山からでもある。権現堂山は下権現堂山、上権現堂山があり、2つを権現堂山というようだが、今回は下権現堂山までで時間切れとなる。

旧アクシオムスキー場跡の清本登山口からスタートするも、林道の取り口を間違え、時間をロスする。

尾根に上がった所からP643.9までの登りは急だ。

P643.9三角点は360度の展望が広がる。正面には下権現堂山が、守門岳、浅草岳、只見線沿いの街並みも…

P674から見る下権現堂山の尾根に残る雪は、かなり落ちている。

登山道も所々出ている。

守門岳方面の展望が良い

ここから下権現堂山の急登が始まる。

 

下権現堂山山頂は360度の大展望が広がる。上権現堂山はまだまだ遠い。
 
上権現堂山へ向かう尾根筋の雪の付き具合がかなり不安定になっている。
ここから雪面に先行者のトレースが2つ。ツボ足の方は雪庇の脇を、ワカンの方は右側の広い雪面を下っている。とりあえず、上権現堂山を目指すも、かなりの急傾斜を下らなければならず、特に最後が急で、雪の付き具合も悪く、時間的にも上権現堂山は無理と判断、鞍部手前で引き返す。
 
下権現堂山への登り返しもキツイ
 
下権現堂山を後にする。